「地域から見たEU」 Regionalism in the EU
大島 美穂
- 津田塾大学
- 後期
- 月曜日2時限(10:30-12:00)
- 2単位
- <講義内容> *本講義は、EUIJによる新設科目である。
- 前身であるEEC発足以来既に50年近くが経過したEUの活動は、現代国際関係の中で多様な影響力を持ち、それに対する見方も様々である。しかし、一般に従来のEU研究はEU自身の自己認識をそのままなぞるものが多かった。ここでは、EUを対象化することを目的に、色々な地域研究の立場からEUを再考するオムニバス形式の講義を行う。
- 具体的にはアフリカ、中東、アメリカなどEU域外の地域、東欧、北欧といったヨーロッパの下位地域、国家に含まれ「少数化」されたミクロ地域などの異なるレベルの地域についての研究からEUを捉えなおすと共に、歴史的にある「ヨーロッパ」という概念とEUの関係も文化的な視点から考える。
- <授業計画>
- 09/22 大島美穂 導入
- 09/29 大島美穂 ヨーロッパ統合とリージョナリズム
- 10/06 杉崎京太 EUの地域政策
- 10/13祝 多賀吉隆 EUと言語的多様性
- 10/20 市川裕史 「ヨーロッパ合衆国」とロマン派叙事詩
- 10/27 小倉充夫 EUとアフリカ
- 11/03祝 加納弘勝 トルコとEU
- 11/17 中山俊宏 ヨーロッパ統合とアメリカ合衆国
- 11/24振 浜由樹子 ヨーロッパ統合とロシア
- 12/01 杉崎京太 ケルト的周縁
- 12/08 中井博康 スペインとEU
- 12/15 新本史斉 スイスとEU
- 12/22 吉岡 潤 ヨーロッパ統合と東欧
- 01/19 大島美穂 EUと北欧
- <テキスト>
- 大島美穂編『EUスタディーズ3--国家・地域・民族』勁草書房、2007年。
- <評価方法 >
- 学期末に行われる論述試験。
- <オフィスアワー>
- オムニバス形式の講義なので、質問は基本的に各講義ごとのリアクションペーパーで受け付ける。質問への回答は、次回の際にプリントにして配布する予定。講義全体についての質問はメールアドレスを初回講義で提示するので大島、多賀に連絡すること。