EU経済論
International Economics (Contemporary European Economy)
田中 素香
TANAKA Sokou
- 授業の目標
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世界経済の発展と関連させて、EU(ヨーロッパ連合)およびその前身であるEC(ヨーロッパ共同体)経済のこれまでの発展、現在のあり方、将来展望、について講義をする。戦後世界経済とEU経済の常識を受講生に身につけてもらうことが講義の目標である。講義の重点は1980年代から今日までの「現代」に置く。
- 授業の概要
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経済統合によってEUは一つの国のように単一市場、単一通貨を保有するに至っている。ここまで進んだ経済統合について全体像を明らかにする。世界経済の発展との関わり、アジアの経済統合についても説明する。
- 授業の計画
- 以下のように13回の授業によって、「授業の目標」を追求する。どこかで説明が長引いた際のバッファーが必要なので、第14回と15回を予備としておく。
- 1. 講義全体についてのガイダンス、受講上の注意など
- 2. 世界経済の発展とヨーロッパ
- 3. 第2次世界大戦後の世界経済とヨーロッパ経済統合の開始(石炭鉄鋼共同体、ヨーロッパ経済共同体)
- 4. ヨーロッパ経済共同体(EEC)およびヨーロッパ共同体(EC)の経済の特徴について
- 5. 戦後世界経済の変容とヨーロッパ経済統合の新展開(域内市場統合)
- 6. 変動為替相場制とEMS(ヨーロッパ通貨制度)の発展
- 7. 冷戦体制の崩壊、ドイツ統一とマーストリヒト条約。ECからEU(ヨーロッパ連合)への発展について
- 8. EUの通貨統合について(関連して、東アジアの通貨統合をどのように考えるべきか)
- 9. 経済と金融のグローバリゼーションとEU経済および開発途上国・体制移行国の市場経済化
- 10. EUの共通(単一)通貨ユーロの今日の役割(対内、対外)について
- 11. EUの東方拡大について(1)
- 12. EUの東方拡大について(2)
- 13. 21世紀の世界経済とEUについて
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成績評価の方法
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平常点(40点)と学期末試験の成績(60点)によって総合評価する。平常点については、毎回授業の際に提出してもらうコメントシートの内容によって評価する。
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受講上の注意
- 第1回目の授業の時に指示する。
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テキスト・教材・参考書等
- テキスト:田中素香・長部重康・久保広正・岩田健治著『現代ヨーロッパ経済(新版)』、有斐閣アルマ、2006年。
- 参考書:田中素香『拡大するユーロ経済圏-その強さとひずみを検証する-』、日本経済新聞出版社、2007年。その他の参考書については、授業の中で指示する。