「ヨーロッパを考える」 Rethinking Europe
篠原 琢
Shinohara Taku
- 東京外国語大
- 1学期
- 教室・227
- 水曜日 3限(13:10-14:40)
- 2単位
- 授業の目標
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ヨーロッパ統合の拡大・深化という状況を前にして、歴史的・文化的地域としての「ヨーロッパ」とは何か、再考する。
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授業の概要
- 本講義は「ヨーロッパ」を総体として論じることを目的とした、歴史学・文学・言語学などを専門とする教員6名のリレー講義である。
- 授業の計画
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2004年5月1日、ヨーロッパ連合は新たに10か国を加えて、東方拡大を実現した。東方拡大とならんで、「ヨーロッパ憲法」をめぐる議論も進み、ヨーロッパ統合は、地理的範囲を拡大するのみならず、政治的・社会的統合を垂直に深化させている。この事態は、現代の政治・経済・国際関係上の問題を越えて、長期的な歴史的・文化的意義をもっている。
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総論のあと、各教員が2回ずつ授業を担当し、最後に全員で論点を点検する。扱われる論点は以下のようなものである。
- 1. 「ヨーロッパ」の歴史的な自己理解
- 2. 「ヨーロッパ」史はそもそも可能か?
- 3. 国民国家とヨーロッパ主義
- 4. ヨーロッパにおける少数言語と言語政策
- 5. 文学の課題としての「ヨーロッパ」
- 6.亡命・移民の経験から見た「ヨーロッパ」
- 7.日本思想の文脈における「ヨーロッパ」
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成績評価の方法
- 最終回に試験を実施する。
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受講上の注意
- 本講義は、EU Institute in Japan(本学と一橋大学、津田塾大学、国際基督教大学で組織)が提供する「EUコース」の一環である。EUコースを選択する学生諸君には強く受講を勧めるが、それにかかわりなく、一般の受講者も歓迎する。ただし、対象は基本的に2年生以上である。
受講者が多い場合には、受講者の選抜を行うこともある。
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テキスト・教材・参考書等
- 事前に、クシシトフ・ポミアン、『ヨーロッパとは何か』(平凡社ライブラリー)を用意しておくこと。