EU Course 一橋大学(夏学期)

西洋近代法史

屋敷二郎
YASHIKI Jiro

  • 一橋
  • 夏学期
  • 30番教室
  • 金曜日 1限(8:50-10:20)
  • 2単位
授業概要
本講義では、法学者たちの生涯と業績を通じて、ヨーロッパ近世・近代における法の発展を概観する。この概観を通じて、受講生には、当時の法制度に関する知識を習得し、法制度を取り巻く法観念・法生活を推量することによって、現代の法・法文化をより深く理解することが求められる。
テキスト・参考文献
学部・学年の指定
特になし。1年生は、これから実定法科目を学ぶ上での基礎として。
2・3年生は、いま学んでいる実定法科目をより深く理解するために。
4年生は、すでに学んだ実定法科目を問い直すために。
他学部の学生は、自分の興味関心に応じて。
授業の目的・到達目標と方法
講義形式による。
授業の内容・計画
1. ガイダンス
2. イタリア学風
3. フランス学風
4. 帝室裁判所と永久ラント平和令
5. 身分制と絶対主義
6. ポリツァイ
7. パンデクテンの現代的慣用
8. 自然法論
9. 啓蒙(絶対)主義と法典編纂
10. 歴史法学派
11. ロマニスト(パンデクテン法学)
12. ゲルマニスト
13. 民法典と女性運動(近代法システムの完成)
14. 法実証主義の功罪(近代法システムの揺らぎ)
15. 近代法システムと現代
テキスト・参考文献
テキスト:
勝田・森・山内共編著『概説西洋法制史』ミネルヴァ書房
参考文献:
勝田・山内共編著『近世・近代ヨーロッパの法学者たち』ミネルヴァ書房
屋敷監訳『ローマ法とヨーロッパ』ミネルヴァ書房
質問等の連絡先・オフィスアワー
金曜5限
他の授業科目との関連・教育課程の中での位置付け
西洋中世法史(昨年度冬学期)と継続して履修することが望ましい。昨年度に履修しなかった者(および1年生)は、『概説西洋法制史』(概ね第13章まで)を利用して該当箇所を自習すること。
成績評価の方法
試験による。
成績評価基準の内容
ヨーロッパ近世・近代の法について基本的な知識を習得すればC評価が得られる。
ヨーロッパ近世・近代の法について基本的な知識を踏まえつつ具体的なイメージを描いて議論することができるようになればA評価に値する。
受講生へのメッセージ
広い視野をもって法的に考える力を養うことを心がけましょう。